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褒めることが大切は本当か?

こんにちは。
あていんぷらすわん代表の長谷川です。
久しぶりの更新になってしまい申し訳ありません。11月になり、寒い日が増えてきましたね。

今日は、療育の現場や、本などでよく言われている、

「褒める支援」

についてお話しさせて頂きます。

褒める支援は本当に大切なのか?

私の考えは「大切」だと思う!です。
しかし私的には、それだけでは不十分だと考えています。
家庭や施設などでも、

「そんな事までできてすごい!」
「〇〇くんは優しくて偉いね!」
「今日も目標達成できて偉かったね!」

などなど、とてもポジティブにお子様を褒める光景を目にします。
とても良いことだと思います。
では私が何を不十分だと考えているか。詳しく話していきます。

そもそも褒める支援の目的は?

褒める支援はなぜ大事なのか?基本に立ち返ってみましょう。
①褒められる事で最終的にセロトニンが分泌される。
②褒められる事で自信に繋がったり自尊心が育まれる。

大きくこの2つの目的があると思います。
細かい脳の仕組みなどもありますが、詳しくはまた別の回に!
①、②を見ても褒める支援って良い事ですよね。では、私が何を不十分だと考えているのか。

その褒め方ってお子様が最大限喜んでますか?

褒めることが大事というのは私もそう考えています。でも、褒めるということよりも本当に大切なのはお子様が

「褒められた、嬉しい!!」と感じることです!

お子様によって、褒められたと感じる褒められ方や、嬉しいと感じる褒められ方は違う事が多いです。

・みんなの前で褒められるのが嬉しいと感じるお子様
・1人の時に褒められるのが嬉しいと感じるお子様
・拍手をして褒められるのが嬉しいお子様
・頭を撫でられながら褒められるのが嬉しいお子様
・褒められた後にハイタッチをするのが嬉しいお子様

などなど、褒められる環境、褒められ方、少し例を出すだけでもこのくらいの違いがあり、このほかにももっと多くの違いがあります。お子様の性格や、特性は十人十色です。嬉しい褒められ方も十人十色。

前記した、褒める支援の目的の①②は、きっかけは褒める事ですが、目的のセロトニンの分泌や自信、自尊心を育むためには本人が、褒められた!嬉しい!!と感じる事が重要です。本人がこう感じていなければ、褒めた側の自己満足になってしまいます。

褒めているけど変化を感じない…

お子様は自分のスピードで一歩一歩成長を続けています。こちらの関わりですぐに変化が出るという事はほぼありません。その大前提のもとで、そんなふうにお困りの場合、ぜひお子様の褒め方を少し変えてみてはいかがでしょうか?

お子様が褒められて嬉しいと感じる褒め方を探していくと、お子様はどんどん自信や自尊心が育まれ、イキイキと成長しやすくなると思います。

今回の内容は当たり前の内容で、そんな事知ってるし実践してる!という方が多いと思いますが、私がとても重要だと考えているので書かせていただきました。そして最後になりますが、褒めるというのはテクニックではありません。お子様が出来たことを関わる大人も心から嬉しくて、それを伝える方法が褒めることだと思います。これからも、日頃からお子様の出来た!に沢山目を向けて、一緒にいっぱい喜んでいきたいと思います。最後までお読み頂きありがとうございます。

 

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